家賃以外の金額の交渉
株価の上昇に伴って、景気が上向きます。
そのような時期には、好景気の波を受けて、従業員に還元を考える会社が出てきます。
会社の利益の一部を、働いてくれている従業員にも回すという発想です。
ここで還元策として取られる方法には、大きく分けて二つあります。
一つは、従業員の給料そのものを値上げするというものです。
これですと、給料の金額をあげて以降、会社が負担する人件費は毎月高くなったままです。
もう一つの方法は、ボーナスを支給したり、ボーナスの金額を上積みしたりして還元するというものです。
この二番目の方法ですと、会社は一回だけ余分の人件費を負担するだけで済みます。
つまり、一時金で済むわけです。
それで、十分な余力がある会社では、給料その物を値上げします。
その一方で、そこまでの余力は無いという会社は、一時金を支給します。
この違いから学べることがあります。
ここで学べることは、賃貸の住まいを探している人にも役立ちます。
賃貸の物件を探している人の中には、家賃の交渉をしようと考えている人も多いでしょう。
この交渉をするときに、大家さんによっては難しいことがあります。
家賃の値下げに応じてくれないのです。
ここで登場するのが、家賃以外の費用の削減を交渉するというものです。
賃貸の住まいを借りるときには、家賃以外にも各種費用があります。
ここの部分を値下げ出来ないかを交渉できるのです。
家賃は値下げすると恒久的な負担になるので嫌う大家さんでも、一時金の削減には応じてくれるかもしれません。
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